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2008年3月26日 (水)

粘り強い交渉で地代の減額に成功 (福井県)

 福井県武生市の斎藤さんは、100年以上前から2人の地主から70坪の土地を借地していました。

 斎藤さんは、3年前に定年退職をしたあと年金で生計を営み、地代の負担が生活を脅かし不安になりました。そこで、何とか地代を値下げできないかと近隣の地代を調べたところ、これまで支払っていた地代が余りにも高額であることがわかり、高齢のため将来不安を感じて2人の地主へ値下げを要請し、再三再四拒否されました。

 そこで、斎藤さんは、武生市の消費者センターへ相談したところ、武生借地借家人組合を紹介され相談。
 武生借地借家人組合は、斎藤さんからこれまでの経過説明と資料をもとに、2人の地主に対して
①地代の改定は借地借家法に基づき、双方で協議して決めること
②地代の改定要件に1つである地価は14年間下落しており、それに伴って固定資産税・都市計画税は減額されていること
③斎藤さんの支払能力を考慮して近隣相場並に地代を値下げすること
④話合いにあっては、借地借家人組合の代表の参加を認めることなどを申入れました。

 ところが、2人の地主は1年近くこの斎藤さんの申入れを拒否し続けていました。

 借地借家人組合は、斎藤さんに組合への入会を勧め、“数は力”で団結して地主と粘り強く話合うことを説得しました。

 その結果、2人の地主は、借地借家人組合の代表を交えての話合いに応じ、1人の地主は平成19年度以後の地代を50%、もう1人の地主は30%の値下げに応じ、今後双方で話合いによって地代の改定を行うことを確認しました。

 地代値下げに成功した斎藤さんは、「借地借家人組合に入会してよかった。安心して将来が暮らせます。これから借地借家人組合の強化に頑張ります」と述べています。

全国借地借家人新聞より


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